グランドキャニオン/Grand Canyon

グランドキャニオン国立公園情報(モニュメントバレー、ヨセミテ、その他)


 グランドキャニオンの歴史

グランドキャニオンは何千年もの間人々に知られてきましたが、アメリカ合衆国にとって未知の領域の
最後の1つでした。 巡礼者達がプリモス・ロックに上陸する80年前、1540年にグランドキャニオンを眺めたスペイン人達がここを訪れた最初の白人でした。

フランシスコ・コロナドが黄金とチボラの7つの都市を求めてこの地を訪れた時、インディアンが北に向かう大河について彼に話しをしたのです。 彼は、ガルシア ロペス デカルデナスと12人の仲間をこの大河探索に派遣しました。カルデナス達はホピ・インディアンに先導され、20日の後グランドキャニオンの縁にたどり着きました。

グランドキャニオンの峡谷の深さと壮大さは 彼らの理解の範囲を超えていました。3日間も困難な時を重ねてやっと河への道を発見しました。 上方から見ればいともたやすく目の前に現れた川ですが、さらに苦難を強いりました。彼らは道のりの3分の1を辿ったにすぎません。 ホピ達が障害の多い道筋を案内しようとすれば、彼らは容易にそうできるのです。 インディアン達は侵入者を信頼できませんでした。 コロナドと彼の仲間達はさらに他の伝説を求めて移動して行きました。

グランドキャニオンとその魅力はさらに2世紀の間、昔からの住人、インディアンの手に残される事になりました。 グランドキャニオンは1869年までほとんど世間の注意を引きませんでした。 南北戦争の勇士、ジョン ウェスリー パウエル少佐がその年に4隻のボートを用意してコロラド川の探検に出発しまた。
探検旅行は長い時間と困難の連続で、パウエルは2隻のボートと3人の部下をその旅で失う事になりました。 パウエルはコロラド川を探検するうち、72日後に今ではミード湖と呼ばれる湖を偶然発見しました。 パウエル少佐の探検は峡谷の科学的な研究を推進し、観光の奨励に役立つという成果をあげたのです。1870年までには、サンタフェ鉄道がグランドキャニオンに到達し、輸送を開始しました。
議会の条例の下に、グランドキャニオンは1919年、国立公園に指定されました。

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 グランドキャニオン

  • グランドキャニオン国立公園/Grand Canyon National Parkグランドキャニオンは277マイル(446km)の長さ、最大幅18マイル(29km)の巨大な地表の割れ目で、この地形の形成にはおよそ300-600万年の時がかかり、いまだに侵食によって形が変化しています。
  • 代表的な展望台であるマーサー・ポイント(Mather Point)は海抜7,120フィート(2,170m)です。 峡谷の平均の深さはおよそ1マイル(1.609km)におよびます。
  • インナーゴージュの岩石形成は15-20億年前のもので、私達が知る限り最古のものです。
  • グランドキャニオンには1500種以上の植物、89種の哺乳動物、355種の鳥類、47種の爬虫類、9種の両生類 、17種もの魚類が棲息しています。
  • 世界で認識されている7つの気候帯のうち6つが含まれます。 グランドキャニオン南部のメキシコの
    砂漠から、サンフランシスコ・ピークスで見られる北極アルペン気候まで。
  • グランドキャニオンは峡谷を西に向かうコロラド川によって形成されています。 川の幅は平均300フィート (91m)で(カイバブ サスペンション ブリッジで計測)、 深さは100フィート(30m)、そして毎時4マイル(6.4km)の速度で
    流れています。

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 グランドキャニオン国立公園

  • 夕日に赤く染まるグランドキャニオン1908年に国定記念物に指定され、1919年に国立公園になりました。1979年にはユネスコの世界遺産にも登録
    されました。
  • 広さは約1,900平方マイル(4,920平方km)
  • 長さは190マイル(306km)
  • インディアンの5部族が居住しています。 ホピ族、
    ナバホ族、ハバスパイ族、パイユート族およびワラパイ族です。

→ グランドキャニオン国立公園内MAP

 グランドキャニオン国立公園内には無料のシャトルバスが
 全部で3路線あります。このうちの”Hermit's Rest Route”
 (West Rim Drive)は、3月から11月までの運行となり、
 冬期は運行しておりません。 
 その他の2つの路線(Village RouteとKaibab Trail Route)は
 年中運行しております。

→ グランドキャニオン・無料シャトルバス路線図

ラスベガス発/グランドキャニオン日帰りツアー

ラスベガス発/グランドキャニオン宿泊ツアー

 グランドキャニオン・ウエスト(ウエスト・リム)

グランドキャニオン・ウエストは、グランドキャニオンのサウスリムやノースリムから西側にあるので
ラスベガスからの距離も近くアクセスが良好のため、とくに近年人気が出てきている場所です。
このあたりは、正式にはワラパイ・インディアンの居留地(Hualapai Indian Reservation)となっており
グランドキャニオン国立公園の管理外の地域です。

そのためか、「ここは本物のグランドキャニオンではない」などというようなことが言われることがありますが、それは大変な誤りです。そもそもグランドキャニオンというのは、アメリカ南西部のものすごく広範囲に渡るコロラド高原(約33万7000平方km=日本の総面積の約9割)の中を流れるコロラド川 が大地を侵食したことによって出来た巨大な峡谷なのです。 実際に、ラスベガスの近郊にあり、ラスベガスの貴重な水がめとなっているミード湖にコロラド川が注いでいるあたりまでグランドキャニオンは続いているのです。

グランドキャニオン周辺にはたくさんの先住民(インディアン)が住んでるので、アメリカ政府が管理する「国立公園」という形ではなく、彼ら先住民のためにいくつかの自治区を設けています。グランドキャニオンの谷底にある”伝説の秘境”として人気の高いハバスパイ(Havasupai)は、グランドキャニオン・サウスリムからヘリコプターで行くことが出来ますが、その地域も正式にはグランドキャニオン国立公園ではなく、ハバスパイ・インディアン居留地(Havasupai Indian Reservation)です。 しかし、ハバスパイが本当のグランドキャニオンではないなどと言われることは、まずないでしょう。 そこに広がる景色は紛れもなくグランドキャニオンであり、地質学的にもキャニオン(峡谷)が創られた過程も同じです。

本物のグランドキャニオンではない」と言われる理由は、グランドキャニオン・ウエスト空港や展望台のある場所は国立公園に指定されている地域ではないということだけです。
しかし、コロラド川を挟んだ向こう側(対岸)はグランドキャニオン国立公園の管轄地域なのです。川を挟んだ片方がグランドキャニオンだけど、もう片方はグランドキャニオンではないなどということは非常におかしな話です。それは単に、どこの、誰が、管轄しているかだけの違いなのです。 実際にグランドキャニオン・ウエスト(インディアン居留地 側)の絶壁に立って対岸を見れば、その偉大さも、何億年に渡る地層にも、何の違いもないことがわかります。

身近な例で考えると、日本の象徴の1つとも言える富士山は山梨県と静岡県にまたがっていますが、人間が後から勝手に決めた県の境界線を越えた途端に何かが変わるわけではありません。厳密に言えば、山梨県側の富士山と静岡県側の富士山の表情は多少異なるでしょうし、道路の状況など違う面もあるかもしれませんが、富士山の素晴らしさや地質等は何も変わるものではありません。それと非常によく似たことだと説明が出来ます。

有名なモニュメントバレーも同様に、国立公園や国定公園ではありません。なぜ国立公園にされていないのか、その理由など詳しくはモニュメントバレーのページをご覧下さい 。

グランドキャニオン・ウエストの魅力

むしろ、このグランドキャニオン・ウエストは、国立公園にされていない分、大自然が手付かずの状態で残っており、柵なども一切ないところがほとんどで、それが大きな魅力となっています。さらに、グランドキャニオンのサウスリムやノースリムは標高も高く、峡谷の幅もあまりにも広いため、谷底を流れるコロラド川も非常に遠くかすかに見えるだけで、実際に目で見てもどの程度の距離なのかわからないことでしょう。対してグランドキャニオン・ウエストは、峡谷の幅と標高が若干低い分、距離感がつかみやすいでしょう。 自然との一体感はこちらのグランドキャニオン・ウエストのほうが得られるという声も多くあることは事実です。

モニュメントバレーが国立公園になっていない理由の1つでもあるのですが、国立公園となると規制が大変厳しいため、数々の制約が生まれます。 このグランドキャニオン・ウエスト地区ではヘリコプターでコロラド川が流れる谷底に降りたり、その谷底を流れるコロラド川をボートで遊覧するというようなことも、ラスベガスからの日帰りツアーで可能です。

2007年春には、このグランドキャニオン・ウエストに「スカイウォーク」という新名所が誕生しました。
スカイウォークはグランドキャニオンの絶壁に作られたガラスの橋で、その高さは実に1200メートル...絶壁から約20メートル空に突き出たガラスの橋は 地上にあるどの高層ビルよりもはるかに高く、まさにその名のとおり「空を歩いている」ような感覚です。世界中探しても他にこんな場所はないでしょう。
規制の厳しい国立公園の管轄地域内では、このような物を作ることは不可能なのです。

このように、以前は国立公園が管理するサウスリムやノースリムが観光の中心だったものが、グランドキャニオン・ウエストの魅力が発見され、さらにスカイウォークという新名所も誕生したことにより、近年特に人気が出ています。

グランドキャニオン・ウエストとサウスリムとの違い

グランドキャニオン国立公園の中心地であるサウスリムと、このグランドキャニオン・ウエストの違いは
標高と峡谷の深さの違いです。

国立公園の観光の中心地であるサウスリムのビレッジと、コロラド川が流れる谷底との標高差は場所によりますが平均で1500メートルほどです。グランドキャニオン・ウエストでは1200メートルほどなので、約4/5の深さということになります。
しかし、4/5のサイズになっても、それに代わるメリットも存在することも確かです。サウスリムよりもラスベガスからの距離が近いので、所用時間が短くてすむこと、地理的条件、標高の違いによってグランドキャニオン・ウエストのほうが悪天候になる確立が低いこと 、そして上記にもあるとおり、手付かずの大自然が残っていて自然との一体感が得られることなどです。飛行機に弱い方、あまり長い間の飛行は辛いなどという方にはグランドキャニオン・ウエストのほうが安心かもしれません。

また、そのような方はバスツアーもオススメ致します。グランドキャニオン・ウエストへも、グランドキャニオン・サウスリムへもバスのツアーを行っております。

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